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コラム

プロセスマネジメントとは?

 プロセスマネジメントとは 、これまでは個々の社員の属人的なやり方で仕事が進められ、ブラックボックスとなっていた仕事のプロセスを見える化することで、結果だけでなく、結果に至る途中のプロセスがきちんと行われているかをチェックしていくマネジメント手法です。

 プロセスマネジメントは、図のように、業績改善、人事評価改善、営業力強化、生産性向上、業務プロセス改善、内部統制強化、タイムマネジメント、残業削減など様々な経営課題に対応できるマネジメント手法とも言えます。

 

(図:経営課題を解決するプロセスマネジメント)

プロセスマネジメントとは?

 

 このような経営課題は、表面的には別々の問題に見えるかもしれません。しかし、実は同じようなプロセスに問題があるケースが多いのです。このため、プロセスをもとにした同じアプローチ手法で問題解決を図ることが可能なのです。

 マネジメントを結果の数字や人の行動を管理することのように、履き違えているケースがよく見られます。しかし、プロセスマネジメントでは、結果や人を管理するのではなく、「問題となっているプロセスを見える化して、成果につながるようにマネジメントする」のです。

 

 会社には、誰もがなんとなくおかしいと感じながらも、それが常識となっているために放置されていることが多くあります。そのようなささいな疑問も見逃さず、本質的な視点で気づきより良くしていくのがプロセスマネジメントの根幹です。

 「成果を出すためにはプロセスが大切だ」という考え方はだいぶ浸透してきています。ビジネスの様々な局面においてプロセスを明確にし、その進捗をきちんと測ろうとする試みも増えてきています。こうしたプロセス重視の動きを支援することで、業績アップなどの様々な経営課題の解決を可能にする有効な手法がプロセスマネジメントなのです。

 


(2014年07月21日)

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