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強権的な経営者は自分の意にそう組織をつくるために、権力を行使し人事権も悪用する。人事権を行使することは、“大人のおもちゃ”のようなものなので、やがてその快感から逃れられなくなり組織が崩壊するプロセスをたどる。独裁者が生まれる7つのプロセス (1)体制固め (2)部下を選ぶ (3)自分好みの体制ができる(4)悪い情報が聞こえなくなる (5)権力行使が楽しくなる (6)強権的なボス = 帝国の誕生 (7)組織が崩壊し始める を紹介する。
ちょっと古い話で恐縮だが、今年の5月中旬に日大アメフト部の悪質タックル問題が発生してから約半年が経った。その後の動きが時折報じられることもあるが、基本的にはメディアへの露出も沈下し、すでにほとんどの人の意識の中で関心は薄れてきていると思う。
経営課題についてコンサル先で話をしていると、違和感を覚える時があります。新聞などで取り上げられるちょっと難しい課題の話になると、「(この課題解決は)難しいですよね・・・」とため息をつきながらつぶやき、よく考えもしないのにわかったような顔をして、それ以上考えようとしないのです。
日本社会でよく使われる「本音と建前」の由来をご存じでしょうか?
新築の家を建てる際に、棟上げ(むねあげ)を祝い家が無事であるよう願う神道の祭祀を「上棟式」(じょうとうしき)と言います。上棟式は、建前(たてまえ)とも言います。
入力に関する注意点が一つあります。
私の提唱するプロセス評価では、入力をしていないと、結果が出ていない途中の仕事は原則評価シートに反映されません。評価の時期になってようやく思い出す社員もいるのですが、入力を徹底させる手立てを打っていない場合、評価の時期になって揉めるケースがあります。
プロセスマネジメントを実際行っていく上で、入力を簡単にしたり、分析をしやすくしたりするITツール活用についても簡単にふれておきましょう。
社員が行った標準プロセスをプロセス評価に反映させるためには、評価のもととなる各プロセスをどれくらいの時間と頻度で行っているかという事実を記録します。そのためには、行ったプロセスのデータを社員に入力してもらう必要があります。
前回は「成功するプロジェクト体制」についてご説明しました。今回は逆に悪いパターンとして、失敗しやすいプロジェクト体制をあげてみましょう。
プロセス評価導入のプロジェクトを進めるにあたっては、メンバー選定がプロジェクトの成否を決定する非常に重要な部分です。「事業は人」と言われるように、プロジェクトもまたその選ばれたメンバーに大きく依存するのです。
「自己実現」について考えてみましょう。自己実現というと抽象的なイメージに感じますが、具体的にはどういった状態を意味するのでしょうか。
ところで、プロセス評価の考え方は、「がんばる」という日本人の美徳を否定するものではありません。「がんばる=困難に屈せず努力する」ことは、業績を伸ばしていく上でとても重要な心構えの一つです。この基本的な姿勢がない人に、いくらプロセスのことを唱えても馬の耳に念仏で、成績向上という効果は望めません。
バブル崩壊前までの日本では、チームで仕事をするという考え方が当たり前で、改まって組織立ててやる必要はありませんでした。ところが悲しいことに、近年の日本企業では社員が個人主義に走り、社内のチームワークが失われてきています。
20世紀までは、会社に入って大過なく定年まで過ごし、人並みの年金生活に入るという平均的なパターンをたどることで満足したり、人より野心があるとしても、とりあえず役員になるのが目標というような人が多かったように思います。