コンサルティングのご案内
一般的に運用されているKPIは、目標数字を細分化した“結果KPI”が多くなっています。しかし、結果の数字に近いところで、細かいKPIを管理しても実は意味はありません。結果に導くKPIを適切に設定し、KPIマネジメントを成功に導くためには、KPIを考える前に該当する業務全体のプロセス設計をしっかり行い、“KPI設定のための羅針盤”をつくることです。フリクレアなりの正しいKPIの設定方法を公開します。
今回は「営業プロセス見える化とSFA/CRMの関係」を深掘りします。
①「プロセス見える化」で、ソフトの部分 = 人財育成の基本の型をつくる → ②その型を活用して「人財育成」を行う → ③型を実践するためのプロセスマネジメントを「人事評価」(プロセス評価)で支える ④「SFA/CRMなどの営業支援システム」を、①~③を連携させ業績アップを支えるためのプラットフォームとして活用する ―― フリクレアが提唱する“業績アップの4点セット”をご紹介します。
①営業プロセスの「標準化」→ ②ツールによる「見える化」→ ③組織内での「共有化」→ ④「人財育成」による営業力強化 → ⑤「カイゼン・徹底」というサイクルが、“見える化が業績アップにつながる5ステップ”です。このサイクルを継続的に回すことで、プロセス見える化が浸透し、継続的な業績改善が実現できるのです。
テレワークというと、ツールにスポットがあたりがちですが、仕事のやり方を変えずにツールだけに頼ってもうまくいきません。テレワーク実施の基本条件として整えなければならない仕事の進め方について、①タイムマネジメント ②業務プロセスの標準化・見える化 ③プロセス評価という3つの視点から考えてみます。
「プロセスの見える化がなぜ必要なのか?」というそもそもの疑問について簡単に答えると、「営業を中心とするホワイトカラーについては、実態が見えないため無駄が多く、プロセスを見える化しないと生産性も低いままだからだ」ということになります。人財育成もやり方が見える化され、学びやすくなっているかどうかがポイントなのです。
営業はプロセスがすべて! 今の時代で結果を出すためには、プロセスの見える化が当たり前というのが新しい常識です。これからは“プロセス主義”の時代! 業績アップのためには、「できる営業」が行っているプロセスを標準化・見える化して、本気で徹底することが求められるのです。
フリクレア独自の”3次元プロセス分析法〟による営業プロセス見える化のメリットは、(1)業務の俯瞰ができる(2)短期間で仕事の棚卸ができる(3)人財育成の基本の型ができる(4)コミュニケーションのための共通言語ができる(5)人事評価との連携がとれる の5つです。
プロセスを標準化する時の5つの注意点は、①ヒアリングの人数は多くしすぎな②最初からは完璧を目指さない ③プロセスの数は少なめにする ④現場の意見を聴いて、自発的な意見を出しやすくする ⑤ 意見は聴きすぎずに、継続的にカイゼンする。
プロセスを標準化・見える化するためには、個々の標準プロセスのポイント = やるべきことの詳細を共有しやすくするために、「プロセスシート」と「標準プロセスの手引き」をセットにした“見える化ツール”という独自のツールにまとめます。
プロセスとは、業績アップや業務効率改善のために必要だと会社が認めた“標準プロセス”のことです。標準プロセスを設計するためには、Step①目的を決める → Step②進捗を決める → Step③活動を決める → Step④ やるべきことを書く という4つのステップをたどります。
実績を継続的に出し続けていることが「できる営業」の絶対条件です。プロセスの標準化を行った時に、「誰のプロセスを参考にしたか」は当然問われるところです。その時に「あの人のプロセスであれば納得できる」と誰もが認めるトップセールスであることが大前提なのです。
プロセスは人の行動をマニュアル化したり、型にはめるものではない。各人の成熟度や時代の変化に応じて、プロセスそのものも変化していく。プロセスは、ファーストフード店でアルバイトに仕事を覚えてもらうための型にはまったマニュアルではなく、常に改善の工夫を行いながら更に上のレベルをめざす「創造的なルーティン」とも言えるものなのだ。
前回ご紹介した「できる営業」が全ての会社にいるとはかぎりません。では実際に「できる営業」がいない場合はどうすればよいのでしょうか。前回ご紹介した「できる営業」が全ての会社にいるとはかぎりません。では実際に「できる営業」がいない場合はどうすればよいのでしょうか。
前回(11月8日付コラム)は変革プロセスの④変革ビジョンを周知徹底するまでを説明しましたので、今回は⑤社員のやる気を削ぐ阻害要因を取り除く以降を引き続き説明します。
「この会社は変革が必要だ」。経営会議から飲み会まで様々な場所で、組織の将来を憂う社員がよく口にする言葉ですが、取り組んだことのある人はよくわかるように、実際の変革は本当に難しいものです。